SDGsの17項目の目標GOAL11住み続けられるまちづくりをでは、持続可能な都市及び人間居住を実現することを目標にしていますが、住み続けたいと思えるまちとはどんなまちなのでしょうか。
私たちが暮らす岩手県は人口の減少が問題となっており、岩手県だけではなく地方では若者の流出が問題視されている地域は少なくありません。実際に地方では高校を卒業したら県外に進学や就職するという事例も多くありますが、最近はUターンやIターンで地方への移住・定住をサポートする機関もあり、例えば盛岡市では、7月に若者層向けの官民連携による交流拠点として「盛岡という星でBASE STATION」が開設され、移住相談などができる場所ができました。
一方、高校生のうちに地域と関わることは貴重な機会であり、教育や地方創生の観点からも「高校生と地域社会との関わり」は注目されています。また「探究」という授業が必修となっており、 高校生を中心としてSDGsをはじめとした地域・国際的な課題と自分の興味のあることをテーマに全員が活動しています。
今回講師となっていただく SoRaStars株式会社代表取締役の山崎智樹氏は、探究における中高生のプロジェクト伴走を行っており(活動は文末で紹介)地域経済×地域の魅力発信(高校生百貨店・特産品開発)に関わる中で、これらのプロジェクトが成功しているのは、地域企業とのマッチングによるものと企業の弱点と学生が欲しているステージによる「学生の戦力化」だと実感しているそうです。
そこで、今回のソノツヅキSDGsアンバサダーイベントでは、地域を盛り上げたい企業・団体・行政の方を募集し、地域の課題解決に向けて学生とつながる受け皿づくりのワークショップを行います。
1回目 8/27 全国必須科目「探究学習」とは(実践事例)
2回目 10/27「企業×学生」の価値と学生とのつながり方
3回目 12/27 企業×学生 ビジネスモデル協働ワークショップ
と、2か月ごとに3回に分けての開催です。単発参加も可能ですが、連続で参加していただきたく分かりやすいように毎回27日に開催にしました。地域企業とのマッチングと学生の戦力化の推進力を体感してみませんか?
山崎智樹 氏 伴走プロジェクト
【活動実績】
「so-we1uプロジェクト」
岩手のおみやげを開発し将来自分たち世代が岩手に関わるきっかけの関係人口に訴求するプロジェクト
https://youtu.be/1BNFeEVGuVw
So-we1u(ソエル)プロジェクトPVです。学生自らの手で製作した動画に感動します。ぜひご覧ください。
「光る絵本展in三陸鉄道」
震災10年の節目に内陸と沿岸の高校生が手を取り次の10年を考えていくというプロジェクト
https://youtu.be/BqFaNiUns8c
2021年3月12日~16日の5日間、三陸鉄道(岩手県)にて開催された「チックタック光る絵本展in三陸鉄道」の様子を映像化しています。冒頭の「人の優しさにふれて泣いて、たくさんの人に助けられているんだなってことを実感して泣いて…」と高校生のリアルな声に感動します。こちらもぜひご覧ください。
「注文をまちがえるカフェ」
認知症を患った方がホールスタッフをつとめ、地域との関わりと活躍の場を創出するプロジェクト
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